映画に感謝を捧ぐ! 「スモーキン・エース2」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はP・J・ピース監督の「スモーキン・エース2」に
感謝を捧げようと思います。
スモーキン・エース2 [DVD] - モーリー・スターリング, マルタ・イガレータ, ィニー・ジョーンズ, トム・ベレンジャー, トミー・フラナガン, キーガン・コナー・トレイシー, オータム・リーザー, P・J・ピース
2006年の映画「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」の
流れを汲む本作は
前作の精神を継承しつつ
ハッタリ精神と技巧性を追求した殺し屋映画であります。
「一人の男を複数の殺し屋が狙う」という状況設定を維持しつつ
ブラック・ユーモア&スター主義を抑制し
要塞攻略系アクション要素&技巧的映像に重きを置いたストーリー&演出は
私に米ドラマ「24」が映像作品史に与えた影響と
「変化球的続編戦術」の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(アクション映画的盛り上げよりも実録的恐怖に
重きを置いた幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「スケール感抑制型殺し屋映画」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
見世物的暗殺テクニック、アクション映画的爆発&銃撃戦
スパイ映画的どんでん返し史上主義
小規模映画的続編戦術が一堂に会した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。