映画に感謝を捧ぐ! 「ハリウッドへ行く」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はオットー・メスマー監督の「ハリウッドへ行く」に
感謝を捧げようと思います。
「フィリックス・ザ・キャット」による主演作の一つとなる本作は
活用術の妙を堪能させてくれるアニメーション映画であります。
アニメーション映画の特性&フィリックス・ザ・キャットの持ち味と
漫画&実写映画の手法&実在の映画スターを
有効活用したストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「スター」の映画的活用法と
殺傷を伴わない「テロ攻撃」の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(アクションとコメディの秘めたる共通項と
映画業界における人材登用戦術を象徴するかのような
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「ドタバタ喜劇型道中系サクセス・ストーリー」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
テロと経済を結ぶ絆、映画業界の舞台裏
複数の娯楽ジャンルによる共同戦線の醍醐味を体現した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。