映画に感謝を捧ぐ! 「渓谷の戦い」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョージ・シャーマン監督の「渓谷の戦い」に
感謝を捧げようと思います。
ジョン・ウェイン ベストセレクション ゴールドボックス (ケース付)セット [DVD] - ジョン・ウェイン, アン・ラザフォード, ティム・マッコイ, レイ・コリガン, レイ・コリガン, アルバータ・ヴォーン, ルシル・ブラウン, ルイズ・レティマー, マーシャ・ハント, ヴァーナ・ヒリー, ヴァーナ・ヒリー, R・N・ブラッドベリ, ジョセフ・ケイン, ジョージ・シャーマン, ハリー・フレイザー, アーサー・ルービン, チャールズ・バートン
1938年の映画「鞍上のスパイ」をもとにして作られた
「西部の三銃士シリーズ」の8作目となる本作は
緩やかな奇策に彩られた西部劇であります。
西部劇的装飾、近代劇的題材
暇つぶし映画的効率主義を融合させることによって
生を受けたストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「銃撃戦に依存しない西部劇作り」と
SFとは一味違う方法で「時間の壁」を超越する作劇法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(アクション映画と災害映画を組み合わせたかのような
「決着の付け方」となっている点も見逃せません。)
まさに「社会派風量産型西部劇」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
量産型西部劇特有の緩やかなスリル&サスペンスと
土地開発を巡る陰謀&トラブルが融合した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。