映画に感謝を捧ぐ! 「ミッション:60ミニッツ」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はニール・マッケイ監督の「ミッション:60ミニッツ」に
感謝を捧げようと思います。
ミッション:60ミニッツ [DVD] - ロバート・ノーラン, ニール・マッケイ, テリー・マクドナルド, フランク・レラチ, フランク・レラチ, トム・ステファナック, ミッチェル・ギブス, ロバート・ノーラン, アーノルド・シドニー, テリー・マクドナルド, ヒュー・ラム
殺人ゲームの標的にされた男「ジャック・ダーシー」の
運命を描いた本作は
懐メロ感&暇つぶし感を徹底追求した巻き込まれ映画であります。
「ランボー」・「バトルランナー」・「ダイ・ハード」・「ホーム・アローン」の
流れを汲むストーリー&演出、キャラクター造形が
効率至上主義的に進行する光景は
私に「地形効果&キャラクター性」に重きを置いた
アクション・シーン作りと
物語の効率化によって「アクション映画的ご都合主義」を
曖昧化する手法と
1980年代文化と2010年代文化による共同戦線の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(殺人を「スポーツ+バラエティ番組感覚」で扱う姿に
ホラー映画的恐怖を禁じ得ない
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「空間限定型巻き込まれアクション入門」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
暇つぶし規模のスケール感&スピード感に中で
1980年代的アクション感覚、1999年代が抱える問題
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。