映画に感謝を捧ぐ! 「拳銃の嵐」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョセフ・ケイン監督の「拳銃の嵐」に
感謝を捧げようと思います。
西部劇 パーフェクトコレクション 流血の荒野 DVD10枚組 ACC-179 - アラン・ラッド, オリヴィア・デ・ハヴィランド, デイル・ロバートソン, メアリー・マーフィ, J・キャロル・ネイシュ, ウォーレス・ビアリー, リチャード・コンテ, マージョリー・メイン, タイロン・パワー, リンダ・ダーネル, ディーン・ジャガー, リチャード・ディックス, レオ・キャリロ, プレストン・フォスター, イヴォンヌ・デ・カーロ, ロック・ハドソン, ウィリアム・ビショップ, グロリア・ヘンリー, エドガー・ブキャナン, ロレッタ・ヤング, ロバート・プレストン, ウィリアム・エリオット, ジョン・キャロル, スティーヴン・マクナリー, ジュリー・アダムス, ヒュー・マーロウ, マイケル・カーティス, シドニー・サルコウ, リチャード・ソープ, ヘンリー・ハサウェイ, ウィリアム・マクガン, シドニー・サルコウ, フィル・カールソン, フランク・ロイド, ジョセフ・ケイン, リー・ショレム
弟に会うためカリフォルニアを訪れた男
「ビル・ストックトン」と彼を取り巻く人々の
運命を描いた本作は
凶暴さと緩やかさが交錯する西部劇であります。
暴力的な部分を巧みに抽象化&軽量化し
暇つぶし映画的軽快さを保ちながら
銃撃と裏切りに満ちた世界を描いていく
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「娯楽西部劇的サービス精神」と
「極道映画的凶悪性」が独特のバランスで
共存する光景の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(勧善懲悪の爽快感よりも
悪漢&悪女の意地と悲哀が印象深い
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「極道系アメリカ西部劇」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
西部劇の法則に沿ったアクション・シーンと
極道映画的複雑怪奇さに溢れた人間模様が
絡み合う本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。