映画に感謝を捧ぐ! 「ソーラー・ストライク」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はポール・ジラー監督の「ソーラー・ストライク」に
感謝を捧げようと思います。
ソーラー・ストライク [DVD] - マーク・ダカスコス, ルイス・ゴセット・Jr., ジョアンヌ・ケリー, ケビン・ジャビンビル, エレイグ・エルドリッジ, ビル・レイク, ポール・ジラー, マーク・ダカスコス
太陽の異変がもたらす地球滅亡の危機に立ち向かう
人々の運命を描いた本作は
映画文化交流と軽量級映画技術の粋を結集した
災害映画であります。
宇宙&環境問題認識
米露&軍事認識
状況説明的字幕によるスケール感水増し術
節約的CG映像が一体となった
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「大作要素の軽量級作品的活用術」と
「1980年代感覚と1990~2000年代感覚のせめぎ合い」の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(様々な悲劇&未解決の問題を「ハッピー・エンド」的装飾によって
隠蔽する幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「1980~2000年代映画文化&技術入門」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
小規模映画会社的ハッタリ術&リサイクル術と
地球温暖化問題の融合によって生を受けながら
アメリカ礼賛的に進みつつ「ロシア軍」に好意的な
方向へと進むという奇策を試みた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。