映画に感謝を捧ぐ! 「ポリスアカデミー777 モスクワ大作戦!!」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はアラン・メッター監督の
「ポリスアカデミー777 モスクワ大作戦!!」に感謝を捧げようと思います。
ポリスアカデミー 777 モスクワ大作戦 ! [DVD] - デイビッド・グラフ, マイケル・ウィンスロー, クリストファー・リー, アラン・メッター, デイビッド・グラフ
1984年の映画「ポリスアカデミー」をもとにして作られた
人気シリーズの7作目となる本作は
続編映画史上屈指の「お祭り感覚&工夫の跡」を感じさせる一作であります。
「ポリスアカデミー」シリーズを彩る
主要登場人物全員に見せ場を与えるという試み
東西冷戦の終焉、TVゲームの普及、犯罪のハイテク化を
「ポリスアカデミー」シリーズ的に活用する知略
刑事映画的見せ場の強化によって生成された
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「1980年代文化と90年代文化による共同戦線」と
観光旅行感覚とシリーズを愛する
鑑賞者に対するサービスの融合が
もたらす科学反応の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(C・リーの存在力、R・パールマンの顔力
「ポリスアカデミー」シリーズの完全なる終幕を
感じさせる幕切れも見逃せません。)
まさに和やかさとある種の哀愁が絡み合う
「ポリスアカデミー」シリーズ最終章であるといえるでしょう。
米ソ対立&「ポリスアカデミー」シリーズの閉幕を
軽快さ、繊細さ、優しさを融合させながら世に示した本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。