映画に感謝を捧ぐ! 「I AM/アイ・アム 世界を変える力」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はトム・シャドヤック監督・出演の
「I AM/アイ・アム 世界を変える力」に感謝を捧げようと思います。
I AM/アイ・アム ~世界を変える力~ [DVD] - トム・シャドヤック, デヴィッド・スズキ, ロリン・マクラティ, デスモンド・ツツ, トム・シャドヤック
トム・シャドヤック監督による「人間&世界の真実」を
知るための旅を記録した本作は
静かなる過激さとスケール感に彩られた記録映像であります。
科学的、歴史学的、宗教的目線、過去のニュース映像&映画
娯楽映画&記録映像技術の限りを尽くして
社会と人間、精神と肉体の関係に迫るという試みは
私に大作系史劇級の「精神的スケール感」と
暇つぶし映画規模の物理的スケール感が共存する現象と
「心身の傷」が人生に与える影響
シリアスとユーモアを結ぶ絆の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(壮大さと人情味が静かに混ざり合う
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級地球論」の雄と呼ぶにふさわしい
作品であると言えるでしょう。
喜劇で名を成しながら物質的成功の限界を悟り
「人間&社会」を知るための旅へと向かった
T・シャドヤック監督と彼を取り巻く人々が
人間に宿る善性、社会に宿る魔性
自然界に宿る生命力&連帯性を世に示す本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。