映画に感謝を捧ぐ! 「ジョーズ2」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジュノー・シュウォーク監督の「ジョーズ2」に
感謝を捧げようと思います。
ジョーズ 2 [DVD] - ロイ・シャイダー, ロレイン・ゲイリー, マーレイ・ハミルトン, ジョセフ・マスコロ, ジェフリー・クレイマー, ジュノー・シュウォーク
ピーター・ベンチリーの小説「ジョーズ」を
もとにして作られた人気シリーズの2作目となる本作は
サメ映画史における「ビジネス的一歩」となる
続編映画であります。
1作目の登場人物、舞台、音楽、映像技を継承しつつ
「サメの露出&トラウマ要素の増加」
「R・シャイダー扮するブロディ署長のヒーロー化」
「アクション映画的派手さの追求」といった加工を
施すことによって生を受けたストーリー&演出は
私に「モンスター映画的量産化戦術」と
続編映画における「神秘性維持」の難しさを
世に示す試みの一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(前作に比べて「仕掛け重視感」の強い
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに映画における「映像&音楽技術維持」の重要性と
モンスター映画的ビジネス戦術を象徴する
「ジョーズ第2章」であると言えるでしょう。
映画界において「サメ」を題材とする作品の
大量発生を誘発する存在となった本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。