映画に感謝を捧ぐ! 「ミッドウェイ 運命の海」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はマイケル・フィリップス・Jr監督の
「ミッドウェイ 運命の海」に感謝を捧げようと思います。
ミッドウェイ 運命の海 [DVD] - ジャド・ネルソン, マイケル・フィリップスJr, アダム・クレイン, ジョシュア・ミンヤード, スコット・ニコレイ, ジャド・ネルソン, C・トーマス・ハウエル, ジェイド・ワイリー, ジョン・エニック, アダム・ペルティエ, ジェームス・オースティン・カー
「ミッドウェイ海戦」における実話をもとにして
2019年に作られた本作は
壮絶なる奇襲技に驚かされる実話系戦争映画であります。
「ミッドウェイ海戦」を題材としつつ
戦争映画的軍事アクション、冒険活劇的人間模様
「オープン・ウォーター」シリーズ的海難を
TVゲーム感溢れるCG映像を融合させた
ストーリー&演出、キャラクター造形を
繰り出すという奇襲技は
私に「歴史」の暇つぶし映画的活用法、ハッタリ宣伝戦術
大作映画要素の小規模映画会社的利用法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(「アクション映画的ハッピー・エンド」の後に
戦争における情報収集の難しさを後世に示した
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「肩すかし型実話系戦争映画」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
大作系戦争映画風装飾と
暇つぶし映画的節約精神が絡み合いながら
緩やかに進行する光景が
戦争&戦争映画に対する「ある種の皮肉」を放つ本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。