映画に感謝を捧ぐ! 「密林ガール」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はシビル・リチャーズ監督の「密林ガール」に
感謝を捧げようと思います。
密林ガール [DVD] - リサ・スロー, ミア, ドレイク・テイタム, リサ・コムショー, バーク・モーガン, シビル・リチャーズ, アール・ケントン, リサ・スロー
ジャングルに潜む伝説の生物「シャンドラ」を探す
人々の運命を描いた本作は
ポルノ映画の持つ奇策性&懐深さを
象徴する一品であります。
冒険活劇的装飾、ポルノ映画的作劇法&映像技
モンスター映画的ヒロイン&悪漢造形が一体となった
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「流血&人体破壊」に依存しないホラー風味生成術と
男性向けサービス精神と節約精神の両立を図る手法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(和やかな雰囲気によって様々な問題を隠蔽する
智将ぶりに圧倒される幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「ポルノ型モンスター映画」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。
「セックス・シーンのために物語を進行させる」ポルノ精神
モンスター映画における悲哀&恐怖の重要性、SF系特撮技術
科学者的欲求と性的欲求のせめぎ合い
効率的ストーリー展開による人員&物量の抑制が
一堂に会した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。