映画に感謝を捧ぐ! 「インデペンデンス・デイ2019」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はポール・ダドブリッジ&サイモン・ピアース監督の
「インデペンデンス・デイ2019」に感謝を捧げようと思います。
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謎の飛行物体がもたらす混乱に翻弄される
人々の運命を描いた本作は
アルバトロスが誇る「インデペンデンス・デイ」続編風邦題作
史上屈指の「壮大なる珍作」であります。
「地球侵略を目論むエイリアンとの戦い」という主題に
時間旅行、洗脳、パニック要素を詰め込むことによって
ストーリー&演出、キャラクター造形が「混沌」に包まれる光景は
私に「貪欲さ」が招く混乱と
エイリアンよりも人間同志の戦いに重きを置いた
「地球侵略系SF」作りの一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(「インデペンデンス・デイ」と「E.T.」をつなぎ合わせたかのような
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「積載過多系SF大迷宮」の称号にふさわしい
作品であると言えるでしょう。
各種SF要素を力業で集結させ
大作的ハッタリ精神と小規模映画会社的節約精神を
両立させながら描こうという試みが生んだ物語&映像を
過去の話題作を「旗印」として世に放つ豪快さに圧倒される本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。