映画に感謝を捧ぐ! 「フォレスト 生命の森」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はリュック・ジャケ監督の
「フォレスト 生命の森」に感謝を捧げようと思います。
フォレスト 生命(いのち)の森 [DVD] - フランシス・アレー(植物学者), リュック・ジャケ
植物学者フランシス・アレーの研究を
もとにして作られた本作は
様々な技術&教養に彩られた教材映像であります。
F・アレーの長年にわたる研究成果
記録映像技法、CG技術、純文学的言語感覚が
一体となって「森」で生きる動植物の歴史を写し出す光景は
私に「実写技法とアニメーション技法による共同戦線」の一形態と
「自然界」の持つスリル&サスペンス+ドラマ性の一端を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(絵画的映像美、哀愁、メッセージ性が融合した
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「森の生態&映像技術融合術入門」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
記録映像的資料性と娯楽映画的サービス
両立させるバランス感覚によって生を受けた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。