映画に感謝を捧ぐ！ 「アリゾナの嵐」

　映画弁護人ＧＨＭ（西村哲也）です。

　今回はアラン・ドワン＆フィリップ・フォード監督の

　「アリゾナの嵐」に感謝を捧げようと思います。

西部劇 パーフェクトコレクション DVD10枚組 ACC-189 - ジョン・ペイン, ロンダ・フレミング, デニス・オキーフ, マージョリー・メイン, ロバート・ヤング, ジャニス・カーター, ジョージ・ブレント, オリヴィア・デ・ハヴィランド, ロバート・ペイジ, ノリーン・ナッシュ, テッド・ドナルドソン, ジョン・キャロル, アデル・マーラ, チル・ウィルス, ランス・フラー, キャシー・ダウンズ, ジーン・オートリー, バーバラ・ブリトン, ダンカン・レナルド, レオ・キャリロ, バック・ジョーンズ, ケイ・リネカー, ルイス・R・フォスター, ノーマン・Z・マクロード, スチュアート・ギルモア, マイケル・カーティス, レスリー・セランダー, アラン・ドワン, フィリップ・フォード, カール・K・ヒットルマン, ジョン・イングリッシュ, フォード・ビーブ, バック・ジョーンズ

　刑務所を出所した男「チャールズ・デイキン」と

　彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は

　異文化交流と心理的葛藤に彩られた泥棒映画であります。

　西部劇文化と近代文化、極道映画要素と人情劇要素

　アクション＆サスペンスとロマンス＆日常がせめぎ合う

　ストーリー＆演出、キャラクター造形は

　私に「伝統文化の保存法」・「環境と精神の関係」

　「娯楽的スリル＆サスペンスと教訓劇＆童話風味による

　共同戦線」の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

　（アメリカ映画的ハッピー・エンド主義と法治主義の両立を

　図るという軽業的な幕切れとなっている点も見逃せません。）

　まさに「泥棒映画風童話」の一翼を担う

　作品であると言えるでしょう。

　西部劇、極道映画、人情劇の装飾、風景、人物像

　暴力描写が独特のバランスで共存する本作と

　生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を！！！。