映画に感謝を捧ぐ! 「メトロポリス2035」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はテレンス・H・ウィンクレス監督の
「メトロポリス2035」に感謝を捧げようと思います。
メトロポリス2035 [DVD] - アレクシス・ソープ, マックスウェル・コールフィールド, トッド・ジェンセン, ヴェリザール・ビネヴ, デッシ・モラレス, テレンス・H・ウィンクレス, ロジャー・コーマン, テレンス・H・ウィンクレス, ラリー・ラドウロフ, アレクシス・ソープ
2035年の世界で生きる人々の
運命を描いた本作は
ホラ吹き精神と暴力性へのこだわりに
彩られたSF映画であります。
省力的なCG映像、肉弾戦へのこだわり
巻き込まれ映画+未来系SFの王道に即した作劇法
状況設明台詞によるスケール感増幅&段階的スケール縮小化術
ハッカー+超能力者風味溢れるヒロイン造形が一体となる光景は
私にSF映画的ハッタリ&倹約精神と
アクション映画的サービス精神の融合がもたらす科学反応の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(便乗商品的でありながらも
風格を感じさせる邦題と
巨大権力との闘いを題材としつつ
アクション映画的一騎討ち→ハッピー・エンドによって
物語の幕を閉じる豪快さも見逃せません。)
まさに「TVゲーム+アトラクション型未来系SF」の
歴史に輝く大いなる珍作であると言えるでしょう。
巧妙なる宣伝戦術、スケール感水増し術
男児系SF感覚、武闘派的サービス精神
チップ+ハッキング+ドローンに
対する思い入れに包まれた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。