映画に感謝を捧ぐ! 「エルム街の悪夢5 ザ・ドリームチャイルド」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はスティーブン・ホプキンス監督の
「エルム街の悪夢5 ザ・ドリームチャイルド」に感謝を捧げようと思います。
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「エルム街の悪夢(1984年版)」をもとにして作られた
人気シリーズの5作目となる本作は
映像力重視系へと急進する続編映画であります。
前4作の物語を継承しつつ
重んじる方向へと突き進むストーリー&演出は
私に、モンスターの特性を生かした
視覚的インパクトの強化に重点を置いた続編戦術の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(前4作に比べて「思わせぶり力」を抑制した幕切れと
なっている点も見逃せません。)
ホラー映画的量産化戦術を象徴する
「エルム街の悪夢」第5章であると言えるでしょう。
ホラー映画史を彩るモンスター「フレディ・クルーガー」の持つ
残酷道化風味&特殊能力に対抗するため
やりたい放題感を高めていく人間たちの勇姿と
見世物的発想の究極形態を目指すかのような
映像表現の数々によって
ホラー系続編映画の醍醐味&呪いを後世に示す存在となった本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。