映画に感謝を捧ぐ! 「スカイ・ミッション」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はアンドリュー・ローレンス監督・出演の
「スカイ・ミッション」に感謝を捧げようと思います。
スカイ・ミッション [DVD] - アダム・コープランド, アンドリュー・ローレンス, アンドリュー・ローレンス, ティム・シャーフ, リチャード・スウィッツァー, アダム・コープランド, デニス・リチャーズ, ケルシー・グラマー, トーマス・ジェーン, アル・スピエンザ, カトリナ・ノーマン
飛行機内で開催される賭博「マネー・プレイン」の
金を狙う泥棒集団の運命を描いた本作は
堅実なる作劇法&映像技に彩られた
泥棒映画であります。
泥棒映画&飛行機系災害映画に
ありがちな要素を集結させ
つなぎ合わせるという発想
状況設明&感動誘発要素を極限まで抑制し
暇つぶし規模のスケール感&スピード感を
保ち続ける謙虚さ
舞台&状況に応じたアクション・シーン作りを
徹底追求する知略が一堂に会した
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に、豪快でありながらも
一定の論理性を持ったアクション・シーンの醍醐味と
残酷な状況をクールに描写する技法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(主人公一行の「秘めたる善性&ユーモア性+誇り高さ」に
心和まされる幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級道中系泥棒映画」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
「カジノ」に潜む魔性、悪の持つ引力
複数の「プラン」を常に用意することの重要性を
軽やかに写し出す本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。