映画に感謝を捧ぐ! 「ハード・トゥ・キル」

 こんばんわ、映画感謝人GHMです。

 今回はブルース・マルムース監督の「ハード・トゥ・キル」に感謝を捧げたいと思います。

 

 家族を殺され、自らも重傷を負った捜査官の

 復讐を描いた本作は

 流れるようなアクションが皮肉へとつながっていく

 奇妙な作品であります。

 主演男優S・セガールの格闘能力と

 「肉体的ダメージ」へのこだわりに満ちたアクション描写が一体となる光景は

 私に「肉弾戦の残酷さ」と「安定感のあるアクションが生み出す

 ブラック・ユーモア性」を体感する機会をもたらしました。

 まさに「敵に同情したくなるほどの迫力と残酷さに満ちた正義」を

 赤裸々に描いた作品であると言えるでしょう。

 圧倒的戦闘力を持った主人公の安定感と無慈悲さが

 他の「勧善懲悪劇」とは異なる味わいを生み出した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。

 深い感謝を!!!。