映画に感謝を捧ぐ! 「ランダム・ハーツ」

 映画感謝人GHMです

 今回はシドニー・ポラック監督の「ランダム・ハーツ」に感謝を捧げたいです。

  

 ウォーレン・アドラーの同名小説をもとにして作られた本作は

 奇襲的な展開を堪能できるサスペンス映画であります。

 「壮大なる陰謀劇」の衣をまといながら

 庶民的な方向へと向かうストーリーを

 サスペンス・ムードを保ちながら描くという手法は

 私に「思わせぶりな表現法」がもたらす緊迫感と

 先読み困難な状況を体感する機会をもたらしました。

 まさに「人間の先入観」を巧みに利用した

 作品であると言えるでしょう。

 S・ポラック監督&H・フォードのイメージを

 逆手に取った本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。