映画に感謝を捧ぐ! 「スカーフェイス」

 映画感謝人GHMです。

 今回はブライアン・デ・パルマ監督の「スカーフェイス」に感謝を捧げたいです。

 1932年の映画「暗黒街の顔役」の

 再映画化作品となる本作は

 五体を駆使した過激表現が冴え渡る作品であります。

 映画的過激さを極めんとするかのような凶悪性と

 巧みな映像技&作劇技が融合した台詞・演出・ストーリーと

 栄枯盛衰物語ならではの哀愁が一体となる光景は

 私に、サクセス・ストーリーの快感と犯罪映画の凶暴性を

 同時体験する機会をもたらしました。

 (悲劇的でありながらも爽快感のある最終決戦が

 作品の味わいを高めている点も見逃せません。)

 まさに「技巧と凶悪さを兼ね備えた極道映画」であると言えるでしょう。

 B・デ・パルマ監督ならではの「模倣的映像技」と

 主演男優A・パチーノが放つ「極道オーラ」が冴え渡る本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。