映画に感謝を捧ぐ! 「パトリオット・ゲーム」
映画感謝人GHMです。
今回はフィリップ・ノイス監督の「パトリオット・ゲーム」に
感謝を捧げようと思います。
もとにして作られた本作は
アクション・サスペンス・ブラックユーモアが
一体となった作品であります。
戦闘力・知略・信念を兼ね備えた過激派集団が
「本来の目標を忘れ、個人的感情に走る」味方によって
崩壊していく姿を
多種多様なアクション描写を駆使して描く事によって生まれる
「スリリングかつ不条理な笑い」は
私に勧善懲悪劇の痛快さと「内部崩壊していく組織」の悲しさを
同時体験する機会を与えてくれました。
(主人公に「公私混同すれすれ」の行動を行わせたり
大規模の戦闘を「データ映像」として表現することによって
警鐘を発している点も見逃せません。)
まさに「外見以上の皮肉とメッセージ性に彩られた」
作品であると言えるでしょう。
アクション映画の定番「銃撃戦・追いかけっこ・奇襲」と
過度の身内びいきがもたらす混乱が
程よく調和した本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。