映画に感謝を捧ぐ! 「キートンの蒸気船」
映画感謝人GHMです。
今回はチャールズ・F・ライズナー&バスター・キートン監督の
「キートンの蒸気船」に感謝を捧げようと思います。
B・キートン扮する船乗りの息子と、ライバル船会社の娘との恋物語を
サイレント・コメディならではのユーモアをまじえて描いた本作は
俳優陣の体を張ったアクションが冴え渡る作品となっております。
(香港のアクション映画に通じるものがあると思います。)
迫力とコミカルさを兼ね備えた動きの数々は
特殊効果満載のアクションとは一味違う味わいがあり
「愉快痛快」という言葉を形にしたかのような心地よさを満喫することが出来ました。
嵐によって街が崩壊していくシーンも素晴らしく
現代のパニック映画にも負けないほどのスリルとユーモアが共存するという
たぐいまれなる光景を味わわせていただきました。
冴え渡る肉体の神技を見せてくれた出演者の方々と
その魅力を十二分に引き出した本作に深い感謝を!!!。