映画感謝人GHMです。
今回はバリー・レビンソン監督の「ディスクロージャー」に
感謝を捧げようと思います。
セクハラ問題を交えながら、ハイテク企業の権力闘争を描いた本作は
組織という集合体の恐ろしさのみならず
「過去」が持つ重みとしがらみを描いている点が印象的な作品です。
主人公が品行方正な英雄でないことに加え
敵をすべて一掃することなく事件に終止符を打たなければならない点も
悲しいほどに現実味があり、いろいろと考えさせられてしまいました。
現代社会の「混沌」を見せてくれた本作に
深い感謝を!!!。