映画に感謝を捧ぐ! 「レッドブル」

 映画感謝人GHMです。

 今回はウォルター・ヒル監督の「レッドブル」に感謝を捧げようと思います。

 

 シカゴにやってきたソ連(現在のロシア)の憲兵アメリカ人刑事が

 麻薬の売人と闘う姿を描いた本作は

 冷戦時代の米露関係を巧みに生かしたポリス・アクション映画の傑作であります。

 価値観の違い故に対立する二人の男が、闘いの中で絆を深めていく姿が実に美しく

 恋愛映画とは一味違う「愛の物語」を感じさせてくれます。

 (男の友情を重んじるウォルター・ヒル監督の美学ここにあり!といった感じです。)

 もちろんアクションシーンも素晴らしく

 特に最終決戦はカーチェイスと西部劇のテイストを融合させるという離れ業で

 迫力ある一騎打ちを見せてくれました。

 勧善懲悪の心地よさと友情の素晴らしさを満喫させてくれた本作に深い感謝を!!!。