映画に感謝を捧ぐ! 「ギルバート・グレイブ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はラッセ・ハルストレム監督の「ギルバート・グレイブ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 小さな町に住む5人家族の日常を描いた本作は

 静かなるユーモアと愛情に包まれた

 心和む作品であります。

 闇雲に盛り上げようとせず、静かに進行していく映画でありながら

 小さな町ならではの閉鎖性やマイノリティーの哀愁

 家族を失うことの悲しみもしっかりと表現されており

 ほのぼのとしているだけの映画にはなっておりません。

 主人公一家とそれを取り巻く人々にも現実味があり

 実話系ではないかと思えるほど説得力がある点も

 素晴らしいです。

 私の心に安らぎと生きていることの喜びを

 もたらしてくれた本作に深い感謝を!!!。