映画に感謝を捧ぐ! 「紐育の天使」
映画感謝人GHMです。
今回はベン・ヘクト監督の「紐育の天使」に
感謝を捧げようと思います。
3000ドルのために自殺しようとしている男性と
彼を救おうとする人々の姿を描いた本作は
意外な方向性に驚かされつつ心和む
異色作であります。
冷たい雰囲気の中「都会の闇に生きる人々のだまし合い」を描く
映画と見せかけて
「人情味あふれる人々の姿を描く」方向に進んでいくという
サスペンス映画の「どんでん返し」とは一味違う「意外性」を
見せてくれるストーリー展開には
大いに驚かされてしまいました。
(主人公を助ける人々が
単純な善人として描かれていないため
かえって説得力のある行動になっていると思います。)
これもまた「都会のおとぎ話」の一つといえるでしょう。
「エゴと愛」が共存する都会の住人たちの姿を
満喫させてくれた本作に深い感謝を!!!。