映画に感謝を捧ぐ! 「フェリスはある朝突然に」
映画感謝人GHMです。
今回はジョン・ヒューズ監督の「フェリスはある朝突然に」に
感謝を捧げようと思います。
仮病を使って学校を休んだ主人公と仲間たちの冒険を描いた本作は
いたずら心に満ちあふれた、陽気な青春映画であります。
主人公の高校生離れした頭脳・技術力・行動力が実に素晴らしく
善悪の垣根を越え、応援したくなるほどの魅力を感じてしまいました。
(おかげでご都合主義的展開も、調味料として味わうことが出来ました。)
主人公の仮病を暴こうとする校長も殺伐としたキャラクターにはせず
ライバル的存在として描いている点も面白いです。
(「トムとジェリー」のような関係といえるでしょう。)
主人公が私たちに向かって話す事柄にも説得力がある点も
素晴らしいです。
(エンドロール終了後の一言には
「映画と現実を混同しすぎる事への戒め」を感じました。)
「遊び心」と「哀愁」が入り交じった素敵な1日を
味あわせてくれた本作に深い感謝を!!!。