映画に感謝を捧ぐ! 「恋人たちの予感」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロブ・ライナー監督の「恋人たちの予感」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 「友情」で結ばれた二人の男女を描いた本作は

 「盛り上げ」を避け、静かに進行していく演出・ストーリーが

 印象的な作品であります。

 何気ない日常の積み重ねによって、二人の関係が進展して姿は

 「ドラマティックな事件によって進展していく関係」にはない味わいを

 私にもたらしてくれました。

 (「友人」と「映画」の存在が作品の味わいを高める

 調味料となっている点も見逃せません。)

 本作には「ハッピーエンドに向かう映画」ではなく

 「ハッピーエンドを願いたくなる映画」という

 称号がふさわしいといえるでしょう。

 

 「静かなる優しさ」に満ちた世界を味あわせてくれた本作に

 

 深い感謝を!!!。