映画に感謝を捧ぐ! 「隣人」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアラン・J・パクラ監督の「隣人」に

 感謝を捧げようと思います。

 隣人に陥れられた主人公の

 悲劇を描いた本作は

 隣人役ケビン・スペーシーの持つ「怪しげな雰囲気」に

 魅了される作品であります。

 言葉巧みに主人公を操り

 背徳へと誘う姿は

 「悪徳の快感」を感じずにはいられないほどの魅力を放っております。

 (ケビン・クライン扮する主人公のおっとりとした雰囲気が

 スペーシーのもつ「悪の魅力」を大いに高めている点も

 素晴らしいです。)

 これこそ「日常に潜む悪」を描いた作品であるといえるでしょう。

 Wケビンの掛け合いの妙を満喫させてくれた本作と 

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!

 そして、「東北関東大震災」の犠牲となった方々のご冥福と

 被害地域の一刻も早い復興を祈りたいです。