映画に感謝を捧ぐ! 「赤い子馬」
映画感謝人GHMです。
今回はルイス・マイルストン監督の「赤い子馬」に
感謝を捧げようと思います。
ジョン・スタインベックの同名小説を
彼自身の脚色で映画化した本作は
外国映画とは思えぬほどの懐かしさに満ちあふれた作品であります。
劇的な「事件」を避けた、素朴なストーリー
ほのぼのとした雰囲気の中に「命の重さ」や「自然の厳しさ」を
宿した映像
生活感あふれるキャラクター像が一体となり
年代の枠を越えて楽しめる作品となっていく姿は
「感動系作品」よりも純度の高い感動を私に与えてくれました。
これこそ「親子鑑賞向き映画」の雄といえるでしょう。
厳しくも美しき自然と
そこに生きる人間・動物たちの「命・魂の鼓動」を
感じさせてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。