映画に感謝を捧ぐ! 「タイムリミット(2003年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はカール・フランクリン監督の「タイムリミット(2003年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 小さな町の警察署長が殺人事件に翻弄される姿を描いた本作は

 皮肉な笑いに満ちあふれた、異色のサスペンス映画であります。

 主人公が品行方正とは言い難い行動によって

 殺人犯にされかねない危険を招き

 不利な証拠を消すため右往左往する姿は

 「有能な主人公が活躍して、事件を解決する」という

 サスペンスの王道に対する皮肉に満ちあふれたものと

 なっております。

 (フロリダの明るい空と

 主人公に扮したデンゼル・ワシントンのクールな雰囲気が

 本作の「ブラック・ユーモア性」を大いに高めております。)

 まさに「シリアスな笑いに満ちたさすぺんす」といえるでしょう。

 D・ワシントンのイメージを逆手に取った

 「逆転世界サスペンス」である本作に深い感謝を!!!。