映画に感謝を捧ぐ! 「ウインチェスター銃’73」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアンソニー・マン監督の「ウインチェスター銃’73」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 名銃「ウインチェスターM1873」をめぐる人間模様を描いた本作は

 激しさと無邪気さが共存する、奇妙な西部劇であります。

 暴力に彩られた世界を生きる男たちが

 一丁の銃に対して見せる無邪気な姿は

 心を和ませると同時に

 戦闘場面の迫力を増幅させてくれました。

 (のどかな風景と銃撃戦のアンサンブルが

 互いの持ち味を高めております。)

 これこそ「物には魂が宿り、持つべき相手を探している」ことを

 証明した作品であるといえるでしょう。

 恩恵と呪いを合わせ持つ名銃の存在感に

 魅了された男たちの「愛」に酔わせてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。