映画に感謝を捧ぐ! 「砂漠の鬼将軍」
映画感謝人GHMです。
今回はヘンリー・ハサウェイ監督の「砂漠の鬼将軍」に
感謝を捧げようと思います。
第2次大戦期のドイツ軍で猛威を振るった名将
エルウ"ィン・ロンメル将軍の生涯をもとに作られた本作は
一つの国が崩壊していく姿を冷徹に描いた作品であります。
E・ロンメル将軍の伝記のような形態を取りながら
「国を救うため、あえて最高指導者に背く人々の苦悩」を描くという
本作のスタイルは
実話系の枠を越えた感動と哀愁を
私に与えてくれました。
まさに「歴史書以上に歴史を語る」作品といえるのではないでしょうか。
「味方よりも敵に評価された」人物の苦悩と悲劇を
静かに描いた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。