映画に感謝を捧ぐ! 「狼男(1941年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョージ・ワグナー監督の「狼男(1941年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 伝説の怪物「狼男」がもたらす

 恐怖と悲劇を描いた本作は

 白黒映画の魅力を最大限に引き出した

 神秘的な怪奇映画であります。

 光・闇・霧が一体となって生まれる「怪奇映像」の数々は

 カラー映画やSFX映像にはない味わいと恐怖を

 私に与えてくれました。

 (残酷描写よりも雰囲気を重んじた演出によって

 想像力を発揮しながら鑑賞できる作品となっている点も

 素晴らしいです。)

 これこそ「怪奇映画」の称号にふさわしい作品であると

 言えるでしょう。

 過激な映像表現とは一線を画した

 「心理的恐怖」と

 モンスター映画ならではの「悲哀」を味あわせてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。