映画に感謝を捧ぐ! 「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」
映画感謝人GHMです。
今回はラリー・チャールズ監督の「ボラッド 栄光ナル国家
感謝を捧げようと思います。
アメリカ取材で引き起こす騒動の数々を
ドキュメンタリー・タッチで描いた本作は
鑑賞者の精神力に挑む、エネルギッシュな作品であります。
主人公の「やりたい放題」な行動
耳を覆いたくなるような過激な発言の数々は
私に魂を揺さぶられるかのような衝撃をもたらしました。
(私たちが目を背けがちな「世界の一面」を
彼が体現してくれたが故のことでしょう。)
同時に、時折見せる天使のような純粋さ・優しさは
私の心に言葉では形容しがたい
「奇妙な感動」を与えてくれました。
ある意味において本作は
サイレント時代のC・チャップリンの流れを汲む
作品であると言えるでしょう。
私の精神を大いに揺るがし、興奮させてくれた
「恐るべき映画」である本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。