映画に感謝を捧ぐ! 「ペリカン文書」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアラン・J・パクラ監督の「ペリカン文書」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ジョン・グリシャムの同名小説をもとにして作られた本作は

 「見えざる力」の存在によって想像力をかき立てられる

 異色のサスペンス映画であります。

 最初のうちは「直線的サスペンス」だと思っていました。

 

 しかし、何度も鑑賞していくうち

 主人公や陰謀者すら知らない「影の意志」の存在が感じられるようになりました。

 (特に「情報提供者の妻」関連のシーン)

 それによって本作は、私の頭脳を大いに刺激する作品となったのです。

 (複数回鑑賞せずにいられなくなったこと自体

 「影の力」のなせるわざだったのでしょう。)

 

 まさに「複数回鑑賞し、場面の裏側に思いをはせることによって

 魅力を増す作品」であるといえるでしょう。

 DVDなどで複数回鑑賞することによって

 新たな魅力に気づくことの素晴らしさを

 見せてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。