映画に感謝を捧ぐ! 「コーラスライン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はリチャード・アッテンボロー監督の「コーラスライン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ジェームズ・カークウッドとニコラス・ダンテの同名ミュージカルを

 もとにして作られた本作は

 ミュージカルと人間模様が一体となった

 味わい深い作品であります。

 過去の痛み・未来への不安を抱えながら

 舞台をめざすダンサーたちの「内なる声」を

 軽快な歌とダンスで表現するという

 「舞台劇映画」の魅力を最大限に生かした手法は

 私に大いなる興奮と感動をもたらしてくれました。

 個々の動きの素晴らしさと

 集団としてのスケール感を兼ね備えた「ダンスシーン」の数々も

 印象深いものがあります。

 (R・アッテンボロー監督の82年作品

 「ガンジー」に通じるものを感じました。)

 「浮世の垢を落とす」華やかさと

 現実社会の痛みを見事に融合させた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。