映画に感謝を捧ぐ! 「レボリューション めぐり逢い」

 映画感謝人GHMです。

 今回はヒュー・ハドソン監督の「レボリューション めぐり逢い」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 アメリカ独立戦争に翻弄される親子の姿を描いた本作は

 「激動の時代」の裏側をクールに描いた

 「厳しき歴史映画」であります。

 血湧き肉躍る「英雄伝」では描かれることのない

 「市民の苦悩」に目を向けたストーリー展開と

 (明治維新ソ連崩壊によってもたらされた

 「市民の混乱」を思い出させてくれました。)

 「歴史スペクタクル」に背を向け、静かさを保ち続ける

 クールな演出は

 私に「歴史の重み・戦乱の世の無常さ」を

 再認識させてくれました。

 本作こそが真の意味で「動乱期の闇」を描く作品であると

 いえるのではないでしょうか。

 (それゆえに、鑑賞する側にも忍耐力を求める

 作品でもあります。)

 安易な「アメリカ礼賛」に走らず

 激動の時代を生きる苦しみを静かに描いた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。