映画に感謝を捧ぐ! 「レボリューション めぐり逢い」
映画感謝人GHMです。
今回はヒュー・ハドソン監督の「レボリューション めぐり逢い」に
感謝を捧げようと思います。
アメリカ独立戦争に翻弄される親子の姿を描いた本作は
「激動の時代」の裏側をクールに描いた
「厳しき歴史映画」であります。
血湧き肉躍る「英雄伝」では描かれることのない
「市民の苦悩」に目を向けたストーリー展開と
「市民の混乱」を思い出させてくれました。)
「歴史スペクタクル」に背を向け、静かさを保ち続ける
クールな演出は
私に「歴史の重み・戦乱の世の無常さ」を
再認識させてくれました。
本作こそが真の意味で「動乱期の闇」を描く作品であると
いえるのではないでしょうか。
(それゆえに、鑑賞する側にも忍耐力を求める
作品でもあります。)
安易な「アメリカ礼賛」に走らず
激動の時代を生きる苦しみを静かに描いた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。