映画に感謝を捧ぐ! 「ラスト・キャッスル」

 映画感謝人GHMです。

 

 今回はロッド・ルーリー監督の「ラスト・キャッスル」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 作戦ミスによって部下を死なせ、軍刑務所に収監された主人公が

 非道な刑務所長に立ち向かう姿を描いた本作は

 「心」と「力」の関係について考えさせられる作品であります。

 軍人でありながら実戦経験を持たない刑務所長が

 戦場を経験した兵士たちへの劣等感から

 権力を悪用し、過剰な懲罰・嫌がらせへと走る姿を目の当たりにしたとき

 私は「マイナスの感情」によって動かされる「力」が

 いかに醜く、空しいものであるかを痛感いたしました。

 (私自身、大いに反省させられました。)

 他者への憎しみを伴うことなく「自分を愛する」ことの大切さを

 教えてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。