映画に感謝を捧ぐ! 「パッセンジャー57」
映画感謝人GHMです。
今回はケビン・フックス監督の「パッセンジャー57」に
感謝を捧げようと思います。
旅客機を乗っ取ったテロリスト集団と
航空会社の警備教官との対決を描いた本作は
安易な引き延ばしを廃した「ダイエット映画」であります。
過剰な人間模様・キャラクターの掘り下げを避け
「事件」と「立ち向かう人々」の姿を描くことに
全勢力を注ぐ姿は
大作アクションとは一味違う「清々しさ」に
満ちあふれております。
(アクション・シーンに「映像的ごまかし」が少ない点も
うれしいです。)
まさに「物語の焦点を絞ることの素晴らしさ」を
示した作品であるといえるでしょう。
スピーディ且つ直線的な展開によって
84分の「痛快な時間」をもたらした本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。