映画に感謝を捧ぐ! 「ザ・ペーパー」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロン・ハワード監督の「ザ・ペーパー」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 NYの新聞社に勤める人々を襲う、波瀾万丈の1日を描いた本作は

 日常と非日常との奇妙な交わりが心地良い

 異色の「ジェットコースター・ドラマ」であります。

 「ホームドラマ的トラブル」と「サスペンス風トラブル」が一体となって

 互いを高め合うことによって生まれる「波瀾万丈の1日」は

 

 私に「日常のドラマ性」と

 「トラブル解決の過程に現実味を持たせるテクニックの醍醐味」を

 満喫させてくれました。

 

 (同監督の「アポロ13」につながる要素を感じました。)

 まさに「時間を限定することによって作品世界を深めていく」手法の

 見本であると言えるではないでしょうか。

 「ホームドラマ」にサスペンス風味と社会派風味を

 加えることによって生まれる「味わい」を

 満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。