映画感謝人GHMです。
今回はロベルト・ウィーネ監督の「カリガリ博士」に
感謝を捧げようと思います。
夢遊病患者を操る男「カリガリ博士」の恐怖を描いた本作は
「芸術」の域にまで達した「恐怖描写」の数々を堪能させてくれる作品であります。
「白」と「黒」の魅力を最大限に生かした映像表現
「カリガリ」という言葉へのこだわり
ハッピーエンドの図式を逆手に取った「衝撃の展開」が一つとなって生まれた怪奇劇は
特殊効果や特殊メイクによる「恐怖」とは一味違う
「魅惑的恐怖」を私に与えてくれました。
これぞ「怪奇芸術」と呼ぶにふさわしい存在であるといえるでしょう。
偉大なる「怪奇芸術」を満喫させてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。