映画に感謝を捧ぐ! 「天使にラブ・ソングを・・・」

 映画感謝人GHMです。

 今回はエミール・アルドリーノ監督の「天使にラブ・ソングを・・・」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 マフィアの殺し屋から逃れるため

 修道院に入った女性の奮闘ぶりを描いた本作は

 「コメディ風味の宗教論」が展開される

 異色の宗教映画であります。

 ドタバタ・コメディの衣をまといながら

 「宗教のありよう」について語るという本作の試みは

 笑いの感動の入り交じった感情と

 「宗教」について考える機会を

 私にもたらしてくれました。

 

 (見た目によらず?信心深いマフィア一味の姿は

 宗教において「罪人」とはいかなるものであるかを

 示しているように思います。)

 これこそ「一休さんアメリカ版」と呼ぶにふさわしい

 作品なのかも知れません。

 人知を越えた「神の思し召し」を感じさせてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。