映画に感謝を捧ぐ! 「妹の恋人」
映画感謝人GHMです。
今回はジェレマイア・チェチック監督の「妹の恋人」に
感謝を捧げようと思います。
心を病んだ少女、彼女を守ろうとする兄、彼らの前に現れた謎の男が織りなす
愛の日々を描いた本作は
様々な「愛」に満ちた、心温まる作品であります。
ジョニー・デップ扮する謎の男が体現する「サイレント喜劇」への愛
(超大作より本作のような作品にこそ
J・デップの魅力があると思います。)
世に受け入れられない人々への愛
内なる愛」をうまく表現できず
ぎこちない態度を取ってしまう兄「ベニー」に対する愛が一体となった
「優しい世界」は
私の心に大いなる安らぎを与えてくれました。
(ベニーを演じるA・クインの素朴な雰囲気が
彼の哀愁を深めているように思います。)
深く静かに「愛」の強さを見せてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。