映画に感謝を捧ぐ! 「12デイズ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はブライアン・ゴーレ監督の「12デイズ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 兄の死に秘められた陰謀を追うTVリポーターの姿を描いた本作は

 大胆不敵な発想が光るアクション・サスペンスであります。

 現実の国際問題を増幅させ

 ストーリーを盛り上げる調味料として使うことによって

 軽量の陰謀劇に深みを持たせるという

 スタッフ陣の大胆な発想には

 ただ驚くより他はありません。

 (アメリカ礼賛と見せかけて、アメリカ外交をからかうような

 方向に進んでいく点にも驚かされました。)

 ある意味「スタッフ陣の勇気を感じる映画」の一角に加えるべき作品と

 いえるのではないでしょうか。

 ほとんど闘わない主人公によって

 「ペンは剣より強し」的映画となった本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。