映画に感謝を捧ぐ! 「死霊のはらわた」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
山小屋に封じられていた悪霊を目覚めさせてしまった
若者たちに襲いかかる恐怖を描いた本作は
手作り映画ならではの味わいと
ひねりの利いた映像法を満喫できる
「恐ろしくもおかしい」怪奇映画であります。
あらゆるシーンを不気味に表現する演出
「悪霊目線」を体験させてくれるカメラワーク
登場人物を「薄味」に描くことによって生み出された
軽快なストーリー展開
そして、凄まじい恐怖表現を連打することによって発生する
「不条理な笑い」の数々は
私の心に恐怖・笑い・感動をもたらしてくれました。
これこそ「戦略と悪ノリが共存する」
スプラッター・ホラーの雄であると言えるでしょう。
洗練させた怪奇映画にはない「味わい」と
時間・空間を限定することによって生まれる
「発想の広がり」を満喫させてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。