映画に感謝を捧ぐ! 「アウト・フォー・ジャスティス」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・フリン監督の「アウト・フォー・ジャスティス」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 スティーブン・セガール扮する刑事が

 相棒を殺した麻薬密売人を追う姿を描いた本作は

 「暴力の連鎖」について考えさせられる作品であります。

 一つの殺人事件をきっかけに

 町が暴力に覆われていく姿は

 「暴力」という名のウイルスが持つ「感染力」の恐ろしさを

 私に示してくれました。

 (時と共に凶暴性を増していく主人公の言動を通じて

 「正義」という名の暴力装置の力と恐怖を示している点も

 見逃せません。)

 まさに「(沈黙前セガール)の荒々しさ」を通じて

 メッセージを発する作品であると言えるでしょう。

 安定感を増していくセガールの勇姿と

 暴力と悪徳の「伝染性」を見せてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。