映画に感謝を捧ぐ! 「CUBE(キューブ)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はウ"ィンチェンゾ・ナタリ監督の「CUBE(キューブ)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 謎の空間(キューブ)に捕らえられた人々の姿を描いた本作は

 「見せたいものを見せる」ことに全勢力を注ぎ込んだ

 「映画の原点に通じる作品」であります。

 ストーリー・キャラクター・映像が三位一体となって

 「キューブの恐怖・魅力を示す」という目的に向かって進んでいく姿は

 映画が「映像を見せる」ことから始まったのだということを

 私に思い出させてくれました。

 (美しさと危うさを兼ね備えた存在「キューブ」に

 私は「人生」を見ました。)

 本作こそ「空間を限定することが精神的な広がりをもたらす」ことを

 象徴する作品なのではないでしょうか。

 美しくも恐ろしい空間「キューブ」の魅力と

 「見せるべき存在・要素にすべてを捧げる」ことの素晴らしさを

 満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。