映画に感謝を捧ぐ! 「がんばれ!ベアーズ」
映画感謝人GHMです。
今回はマイケル・リッチー監督の「がんばれ!ベアーズ」に
感謝を捧げようと思います。
少年野球チーム「ベアーズ」の奮闘ぶりを描いた本作は
「野球」と「アメリカ」の関係を見事に表現した作品であります。
「ベアーズ」の闘いを通じて描かれる
「(思い)と(行動)が夢を叶える」というポジティブ精神
「勝利を得るためには、ルールに反しない程度の
ダーティーさを要求される」という現実の苦みは
「アメリカ合衆国」の姿そのものであり
野球という存在がアメリカにとって
重要且つ根源的な存在であることを
ユーモアを交えながら示すしていると
言えるのではないでしょうか。
(単に勝利を礼賛するのではなく
「勝利至上主義が孤独をもたらす」ことも示しているのは
アメリカを蝕む「内なる病魔」に対する自浄作用の
象徴だと思います。)
「野球がアメリカの国技である」ことの理由を
説得力ある形で示した本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。