映画に感謝を捧ぐ! 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジャン・ジャック・アノー監督の「セブン・イヤーズ・イン・チベット」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 登山家ハインリヒ・ハラーの手記をもとにして作られた本作は

 美と醜が交わる世界を堪能できる作品であります。

 チベットの自然・伝統がもたらす「美しさ」と

 人間の営みがもたらす「醜さ」が混ざり合い

 歴史の光と闇を奏でる姿は

 私に「歴史の重み」を再認識する機会を

 与えてくれました。

 (現地ロケがほとんど許されない状況で

 これだけ説得力のある映像を生み出したことは

 「映画的奇跡」と言えるのではないでしょうか。)

 多くの痛み・悲しみを抱えながら

 それでも「人を愛すること」の尊さを信じる人々の姿を

 美しい映像と共に描いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。